Powershot g9x mark2のレビュー|ボケ感
今回はPowershot g9x mark2の【ボケ感】について、作例を交えながら【ボケ感】のレビューをしていきたいと思う。g9x mark2の購入を検討している人は、このレビュー記事をぜひ参考にしてほしい。
g9x mark2の【ボケ感】
g9x mark2の特徴として、優れたボケ感を演出できるというものがある。ボケ感とは、F値の調整によって作り出せるものであり、F値の幅が広いカメラほど、優れたボケ感を出せるのだ。g9x mark2は、F値2.0とコンデジの中でもF値の幅が広いため、優れたボケ感を演出できるというわけである。
実際に撮ってみた|ボケ感のある5枚を選出
今回は、g9x mark2を使ってボケ感に挑戦してみた。個人的にボケ感が分かりやすい5枚を選出して、g9x mark2のレビューとしていきたいと思う。カメラの設定や撮影環境は画像によって違うので、その都度説明していく。
ボケ感の作例その1:g9x mark2
- 雲ひとつない晴天
- 14:00〜15:00
- 撮影距離が近い
紫陽花を撮影した一枚。カラカラに晴れている日だったので湿気がなく、空気がとても澄んでいた。写真からも分かるように、手前の青い紫陽花にはピントが合っているが、奥のピンク色の紫陽花にはピントが合わずボケている。
ボケ感の作例その2:g9x mark2
- 雲ひとつない晴天
- 15:00〜15:30
- 日陰での撮影
手前の水彩画に焦点を当て、奥へと続く道をボカした写真。奥から歩いてくる人がボケているのが分かるだろうか。個人的にお気に入りの一枚。
ボケ感の作例その3:g9x mark2
- 曇り
- 16:00〜16:30
- 超至近距離から撮影
この写真は画角が非常に狭い。細い電柱が被写体となっていて、奥に向かってボケている。g9x mark2は近距離からの撮影が難しいと言われているが、これくらいの距離なら捉えることができる。加工をすればまた違った味わいを生み出すことができるだろう。
ボケ感の作例その4:g9x mark2
- 曇り
- 16:00〜16:30
手前の柱にピントを合わせて、奥の道路をボケさせた一枚。ボケ感が分かりやすい一枚だ。
ボケ感の作例その5:g9x mark2
- 14:00〜15:00
- 少し加工した
- 晴天
最後の一枚はこれ。私の大好きなとろけるアイスラテを被写体にした一枚。カフェオレとはまた違った甘さでとても美味しい。これはかなりボケ感が分かりやすいのではないだろうか。アイスラテに綺麗にピントが合わさり、背景はしっかりボケ感が出ている。また、少し青く加工をしたことで写りがシャープになり、ピントのメリハリが強くなっている。
g9x mark2のボケ感についてまとめ
今回はg9x mark2のボケ感について、作例を交えながらレビューしてきた。かなり綺麗なボケ感を出せることを伝えられたと思う。スマートフォンでも綺麗なボケ感を出すことはできるのどけど、カメラの根本ともいえる画質という点でコンデジが勝るので、やはりスマートフォンよりは綺麗なボケ感を演出できると言っていいだろう。
ボケ感を駆使することで味のある写真も撮影できるので、ボケ感のある格好いい写真が撮りたい方はぜひg9x mark2を検討してみてほしい。
私がPowershot g9x mark2に決めた理由はこちら↓

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