【シンゴジラ】がAmazonプライムビデオに上陸
2016年7月29日に公開された映画、「シンゴジラ」。
総監督・脚本は「新世紀エヴァンゲリオンシリーズ」を手掛けたことでも有名な、庵野秀明(あんのひであき)その人である。
「シンゴジラ」は、最終的な興行収入が80億円を超え、2016 ユーキャン新語・流行語大賞に「シンゴジラ」がノミネートされるなど、2016年を代表するような映画作品となった。
シンゴジラの豪華出演陣
シンゴジラはとにかく出演陣が豪華である。
そもそもの登場人物の数が非常に多く、総勢で300名を超えているのだ。
一部抜粋で豪華な出演陣を紹介する。
- 矢口:長谷川博己
- 赤坂:竹野内豊
- カヨコ:石原さとみ
- 大河内:大杉連
- 東:柄本明
- 里美:平泉成
- 志村:高良健吾
- 安田:高橋一生
- 財前:國村隼
- 矢島:鶴見辰吾
- 村崎:KREVA(!!)
- 西郷:ピエール瀧
- カップルの女:前田敦子
- 沢口:古田新太
特に印象に残っている人物を挙げるとこんな感じ。
本当はもっと色んな人が出演していて、特に政治家は数え切れないくらいキャストが多いのに豪華な俳優が演じている。
KREVAが出ているのはびっくりした。観ているときは全然気が付かなった……。
ギャラだけでいくらになってしまうのだろうと思ったけど、興行収入が80億円を超えているので気にする必要はなかった。
シンゴジラの監督はエヴァンゲリオンの人
シンゴジラの監督は、「新世紀エヴァンゲリオンシリーズ」の監督としても有名な庵野秀明監督だ。
私はエヴァンゲリオンシリーズをあまりちゃんと観たことがないので、この監督のことは全く知らないのだけど、「シンゴジラ」が大ヒットした要因には、庵野秀明監督が大きく関わっているみたい。
というのも、「シンゴジラ」が世間に周知されるきっかけとして、庵野秀明の名前はそうとうな効力があったかららしいのだ。
ゴジラへの興味は薄くても、エヴァンゲリオンシリーズには興味があるので、エヴァンゲリオンシリーズの監督である庵野秀明が監督を務めるならチェックする!みたいな感じだろうか。
ほぼエヴァンゲリオンらしい
前述したとおり、私はエヴァンゲリオンシリーズを観ていないので良く分からないのだけど、ほぼエヴァンゲリオンらしい。
細かいカット割りや台詞が早口なところなど、エヴァンゲリオンファンなら一瞬で分かるとのこと。まあ確かに、エヴァンゲリオンを1度くらいしか観たことがない私でも、エヴァンゲリオンっぽいなと思った。
シンゴジラをAmazonプライムビデオで観てみた
当時からいろいろと話題たっぷりの「シンゴジラ」だけど、なんとなく見逃してしまっていた。
DVDが出たら観ようとおもっていたんだけど、あれよあれよと時が過ぎ去ってしまい、いつの間にかAmazonプライムビデオに登場していた。
シンゴジラがAmazonプライムビデオに上陸したのは、つい先日の2018年8月1日。
さっそく観てみたので、かんたんに感想を書いていこうと思う。
シンゴジラを観て思っていたこと
政治家vsゴジラ
「シンゴジラ」は、今までのゴジラシリーズのようなある家庭にスポットを当ててその家庭での感動を描くみたいな感じじゃなくて、政治家vsゴジラという構図だった。日本がゴジラに襲われたら……という妄想を日本という大きなスケールで捉えて極限まで追求してる感じ。
字幕を使う手法
これはエヴァンゲリオンなのかな。固有名詞は字幕でドドン!と表示される。台詞が早口で聴き取れないからありがたい。
細かいカット割り
カットが細かい!!すぐに次のカットに移行するので、テンポが良く気持ちいい。
ゴジラの登場シーン、不気味でビビる
ゴジラの初登場シーン、ビビるね。ゴジラじゃないと思った。赤い体液を垂れ流すヒレみたいなやつ、不気味すぎる。
「ZARAはどこ?」
かよこ(石原さとみ)の台詞。なんか友人のパーティーに行く途中でゴジラ案件が舞い込んできたために、パーティー用の衣類が欲しかったらしい。
ゴジラは人間の8倍の遺伝子らしい
人間の8倍ってすごいよね。それだけ可能性が眠っているらしい。
対策チームのキャラが濃い
主人公である矢口(長谷川博己)が率いる対策チームのキャラが濃い。オタクみたいな人ばかり。やっぱり、こういう漫画的なノリは男子が好むやつだよね。
「多摩作戦を開始……!」
完全にエヴァンゲリオンの「ヤシマ作戦」と同じノリ。違いはゴジラがいるだけ。
ゴジラの顔が怖い
ゴジラの顔が異常に怖い。昔から強面ではあったけど、シンゴジラのゴジラはエイリアンみたいな気味の悪さがあって恐ろしい。
ゴジラ覚醒、音楽が怖い
米軍の攻撃に触発されてゴジラが覚醒するんだけど、音楽がエヴァンゲリオンの不気味な音楽そのままで怖かった。神聖なものに触れる禁忌を犯したみたいなあの音楽。
ゴジラの顎は割れるらしい、ビームが超スゴイ
ビームがめちゃめちゃ強くて、浜松町らへんが壊滅してた。あと、ビームの時に顎が縦に割れてまじでエイリアンみたいになってた。
背中からもビームでるんだ
シンゴジラのゴジラは背中のとげとげからもビームを出す。10本くらい一気に。強すぎ。
「次のリーダーがすぐに決まるのがこの国の特徴だ」
大河内総理がやられて後釜の総理は誰だろうというときに矢口がいった台詞。さらりとディスる。
「で、どれに判を押せばいいんだ?」
里美(平泉成)が矢口の熱意に押されて作戦の認可を下ろしたときの台詞。仁徳を優先するみたいな人で、「おお」って思った。
新幹線を爆弾にするって……
びっくりした。無人の新幹線を爆弾としてゴジラに突っ込ませるという。「新幹線爆弾、成功!」みたいなこといってて、ギャグなのか真剣なのか分からんなと思った。
ちゃんと在来線も爆弾にされた
そのあと在来線も爆弾にされた。
「ゴジラ、完全に沈黙しました!」
矢口の作戦が成功してゴジラの動きを止めることに成功したシーン。盛り上がるわけでもなく、静かに「よし……」という感じがリアルだなと思った。アメリカならパーティーになってその勢いでそれまでに生き残ったある男女がキスをしてカップルになってる。
最後のシーン怖すぎる
いや、最後のシーンはなんなんだろう。ゴジラのしっぽの先っちょに固まった人間らしき物体がたくさんこびりついてたんだけど、あれは怖い。
Amazonプライムビデオでシンゴジラが観られるよ
Amazonプライムビデオでシンゴジラが観られるので、プライム会員の人は観ておいたほうがいいと思う。
単純に映画としてすごいクオリティだなあと思ったし、2016年を代表する作品なのでチェックしておいて損はない。
エヴァンゲリオンが好きな人はもうチェックしているのだろうけど、庵野秀明監督が好きなら必見なのだろう。
映画のまとめ記事もおすすめ