一人暮らしには寂しさがつきもの
一人暮らしは気ままなもの。どんな生活をしようが誰にも咎められることはありませんから、本当に自由な生活ができます。
一方で、ふとした瞬間に寂しさを覚えることもあるものです。
そのようなとき、一人暮らしをしている多くの人は、それがどんな立場であっても、寂しさのことを自由を謳歌する対価と割り切って、自分なりの方法で対処しています。
逆に言うと、寂しさとうまく付き合えないままの一人暮らしは辛いものになってしまう可能性があるということです。
そこで本記事では、一人暮らしの寂しさに対処する方法を数多くご紹介していきます。ぜひ、自分に合った対処法を見つけて、上手に寂しさとつきあって一人暮らしをする参考にしてみてください。
一人暮らしを始めたての大学生や社会人は特に寂しい
一人暮らしを始めたばかりの大学生や社会人の多くは、まだ自分なりの寂しさへの対処法を持っていません。
学生生活や社会人生活に慣れていないということも寂しさに拍車をかけます。勤勉な人が多いといわれる日本では、ここで心に蓋をして我慢し続けるという対処をする大学生や社会人も少なくありません。
しかし、一度折れてしまった心は簡単には元に戻りません。一人暮らしを始めたての大学生や社会人の方は、寂しさに潰される前に、自分なりの対処法を見つけることがもっとも重要です。
大人でも一人暮らしの寂しい気持ちは慣れないもの
社会に出てそれなりの経験を積んだ大人でも、一人暮らしの寂しい気持ちには慣れないものです。
むしろ、いままで一人暮らしを続けていたという経験こそが、これからも一人のままなのではないかといった不安を呼び起こし、さらに寂しい気持ちに襲われることも珍しくありません。
そのような方は、あらためて、自分は寂しさとどう付き合っていけば良いのか見つめ直してみてはいかがでしょうか。
一人暮らしの寂しい気持ちにはこうやって対処する
一人暮らしをしていると寂しい気持ちに襲われる瞬間は避けられません。ここからは、一人暮らしの寂しい気持ちに対処する方法7選をご紹介していきます。
1.ペットを飼う
ペット可の物件という条件付きにはなりますが、ペットを飼うのは寂しさに対処する最上の方法のひとつです。ペットはあなたが面倒を見てやらなければ生きていけません。
食事の世話や寝所の用意など手間も費用もそれなりにかかります。
それでも、自分がひとつの命を育んでいるという事実は寂しさを解消するには十分すぎるはずです。
大きな動物を飼うのが難しい場合には、観賞用の熱帯魚などを飼うのも良いでしょう。
水槽や水の管理などの手間はかかりますが、アクアリウムは趣味としても奥深いものです。一度、興味を持ってしまえば寂しさを感じる暇もないほどに熱中してしまうかもしれません。
2.彼氏・彼女を作る
パートナーと呼べるような彼氏・彼女ができてしまえば、ほとんどの場合、寂しさとは無縁になります。寂しいと思ったのならば、相手に寂しいと伝えれば良いのです。
本当に自分を大切と感じてくれているのならば、愛情を持って寂しさを解消してくれるはずです。
ただ、お互いに寂しいと思わせないような配慮は欠かせません。自分の都合の良いときにだけ、寂しさを紛らわせるために相手を利用するような関係性は長続きしないことでしょう。
3.結婚してしまう
寂しさを紛らわせるために結婚するというのは褒められたものではありません。しかし、互いに深い絆で結ばれているのになんとなく結婚していないのであれば、いっそ覚悟を決めて結婚してしまうのは良い選択です。
結婚は法律で縛られたひとつの契約です。結婚後もそれぞれ一人暮らしをしていたとしても、絆が形となって残っているという事実は揺るぎません。
固い約束が結ばれているというだけで、一人暮らしの寂しさは大きく減るはずです。
しかし、あくまで結婚は絆を法的に裏付けるだけのものです。
契約にあぐらをかいていては関係性はいつしか薄れていってしまいますので注意しましょう。
4.飲み仲間を作って飲み明かす
お酒を飲んで騒ぎながら寂しい気持ちに浸れることができる人は少ないでしょう。
腹を割って話せる友人と一緒に飲み明かせば、寂しい気持ちは吹き飛んでしまうはずです。
相手も一人暮らしで同じように寂しさを感じているのであればなおよし。同じ気持ちを分かち合えば、より親密にもなれるでしょう。
もっとも、お酒で寂しさを紛らわせることを習慣にするのはやめておいたほうが良いでしょう。ひとりでお酒を飲んでいると、いつしか慣れが生じます。いくら飲んでも寂しさが拭えないからといって、飲みすぎて身体を壊すようなことがあってはいけません。
また、飲み仲間と楽しく夜を明かして飲むのは構いませんが、騒音には注意しましょう。部屋を借り手一人暮らしをしているということは、隣人がいるということでもあります。
夜通し騒いで隣の部屋の住人に迷惑をかけないことも、充実した一人暮らしにとっては大切なことです。
5.没頭できる趣味を作る
趣味に没頭しているあいだは余計なことを考える暇もありません。寂しさを感じることもないでしょう。
趣味は、一人でできるものでも多人数で楽しむものでもなんでも構いません。絵画や将棋など、頭や手先を使う趣味も良いですが、できれば体を使った趣味であるとさらに効果的です。
運動は、気持ちをポジティブに保つことができる効果もありますし、なにより健康に良いということもあります。
また、チームで楽しむスポーツに興じるのはさらに良いでしょう。昨今は、行きずりの人たちがチームを組んでスポーツをするというスタイルも珍しくありません。
近くにスポーツで人と交流できる場がないか探してみてはいかがでしょうか。
6.仕事に打ち込む
寂しさを感じる余裕もないほど仕事に打ち込むのも良い方法です。仕事はやればやるほど収入も上がり、実力もついていきます。
頑張りすぎて身体を壊しては元も子もありませんが、適度に仕事に打ち込むのは悪いことではありません。寂しさに打ちひしがれているよりは、よほど健全です。
仕事を通じて人とのつながりが広がっていくというのもよくあることです。没頭できる趣味がない人は、いっそのこと仕事を趣味と考えてみてはいかがでしょうか。
7.料理に凝ってみる
なにかを生産するのは気を紛らわせる方法として大変有効です。しかし、絵を書いたり、プログラミングをしたりといったことは中々にハードルが高いものです。
対して、料理は基本的な道具さえ揃えれば誰にでもできる趣味となりえます。
また、極めようと思うとどこまでも奥深く、底がありません。ソースに凝ってみたり、色々な調理法を試してみたりと、試行錯誤している間に寂しさはどこかへ消え失せてしまいます。
さらに、完成した料理を友人たちに振る舞えれば、寂しさが入り込む余地などないでしょう。
一人暮らしが寂しいのはみんないっしょ!一人の時間を減らそう
一人暮らしは自由気ままで気楽な生活ができる反面、どうしても寂しさがつきまとうものです。それは学生であれ社会人であれ同じです。
みな、没頭できる趣味を持っていたりペットを飼ったりと工夫して寂しさへ対処しているのです。
ただ、寂しさを感じる暇さえなく忙しくしているのでなければ、できるだけ一人の時間を減らすことがもっとも効果的な寂しさへの対処法です。
仕事に励んだり、親しい友人たちと交流したりすることが寂しさを紛らわせるための近道です。