【RIZIN20】堀口恭司と朝倉海が大みそかにタイトルマッチ!勝敗予想

RIZIN20で堀口恭司と朝倉海がタイトルマッチ

f:id:minimarisuto333:20191015004921j:plain

2019年10月12日、エディオンアリーナ大阪にてRIZIN19が開催されました。多くのファイターが激戦を繰り広げる中、一際目立ったのが、朝倉海vs佐々木憂流迦(うるか)の試合です。この試合は61㎏の契約で行われ、結果はなんと朝倉海の1R54秒KO勝利。UFCで活躍していた過去を持つ佐々木憂流迦を、1分足らずでKOしてしまいました。

その衝撃の試合後、朝倉海はマイクパフォーマンスで、観客席に座っている堀口恭司に「大みそか、ベルトを賭けてもう一回やりましょうよ」と対戦を直訴。これに対し堀口恭司は、リングまで上がり「1回負けているからベルトなんていらないよ。次、獲りに行くから見ててね」と返しました。RIZINのCEOである榊原信行も登壇し、大みそかにタイトルマッチをやることが正式に決定。

2019年の大みそかに、超ビッグマッチが行われます。

RIZIN18では堀口恭司が朝倉海にまさかの敗北

2019年8月に開催されたRIZIN18で、堀口恭司は朝倉海に敗北しています。1RKO負けという衝撃の結果に、日本中が驚きました。堀口恭司は、最強のメイドインジャパンとして世界に名前を轟かせている世界最強クラスの軽量級ファイターです。日本国内では頭2つ分くらい抜けていると思われており、RIZINよりも規模が大きい世界的な格闘団体ベラトールのチャンピオンベルトも所持しています。その堀口恭司が、朝倉海に1RKOで敗北してしまったというのは格闘界を揺るがす驚愕の出来事でした。

堀口恭司に勝利した今でこそ、朝倉海の強さは認知されていますが、戦う前の下馬評は堀口恭司の圧勝が最有力だったのです。世界から見ればほぼ無名の朝倉海が、世界最強クラスの堀口恭司を1RでKOする。どれだけすごいことなのか、格闘技ファンなら分かるのではないでしょうか。ちなみに、堀口恭司が打撃でKOされるのは初めてのことです。

▼堀口恭司vsコールドウェル(ベラトール元王者)の試合はこちら

RIZIN14.堀口恭司vsダリオンコールドウェル!結果レポート - MC烏龍茶の随筆

 

堀口恭司と朝倉海の強さを分析

f:id:minimarisuto333:20191015004944j:plain

堀口恭司と朝倉海の強さを、私の個人的な目線から分析していきます。

堀口恭司の戦歴・強さ

堀口恭司の戦歴は、31戦28勝3敗。KOの数は14なので、勝利した試合の半分をKOで締め括っています。ファイトスタイルは、空手をベースにしたバリバリのストライカー。独特なステップで間合いを調整し、一気に距離を詰めて打撃を当てるというスタイルです。寝技を全くできないというわけではなく、ダリオンコールドウェル戦ではグラウンドからチョークスリーパーを決めて勝利しました。あらゆる局面に対応し、その上で自分の土俵であるスタンディングに持ち込めるオールラウンドファイターといえるでしょう。

朝倉海に負けるまで対日本人の戦歴は無敗であり、バンタム級において圧倒的な存在として君臨していました。RIZINでは収まりきらないスケールの男で、ベラトールのバンタム級まで獲ってしまいましたし、いずれはセフードと対戦し日本人の悲願であるUFCのベルトも獲るのではないか?と予想されていたほど強い男です。私の意見ですが、朝倉海に敗北を喫したものの、バンタム級世界最強クラスの総合格闘家であることは間違いないと思っています。

当て感のよさ

堀口恭司の強みは、当て感のよさにあると私は分析しています。ストライカーではあるものの、K-1王者武尊のようなトルク型ではなく、遠間から一気に打撃を当てるタイプなので、至近距離で殴り合うことはしません。独特なステップで自分の打撃レンジを保ち、適切なタイミングで正確に顔面を打ち抜きます。精度が非常に高く、吸い寄せられるように相手の顎や頬を捉えているんです。その速さと正確さに、「面食らってしまう」相手がたくさんいました。打撃精度の高さや当て感のよさは、堀口恭司の強みといって間違いないのではないでしょうか。

朝倉海の戦歴・強さ

朝倉海の戦歴は、14勝1敗。最後に負けたのは2年4ヵ月前のムン・ジェフン戦で、そのムン・ジェフンにも2018年の大みそかにリベンジを果たしています。15戦のキャリアで1敗しかしていないのはすごいですよね。しかも、14勝のうち9KOと65%近いKO率を誇ります。兄の朝倉未来とともに、アウトサイダー出身の格闘家として爆裂に知名度を上げてきています。

優れた打撃能力

朝倉海の強さは、すばり打撃です。とにかくハンドスピードが速く、野性的。精度は荒いように見えますが手数を繰り出せるため、パンチの交錯ではすでに世界トップクラスといえるでしょう。いわゆる「トルク型の近接戦闘タイプ」だと思います。一歩間違えると自分も打撃をもらってしまうリスキーなファイトスタイルですが、朝倉海はハンドスピードが速いので自分がもらわずにパンチを当てることができます。

また、朝倉未来の存在も朝倉海の強さを支えていると思います。朝倉未来は分析が得意と言っており、弟にもそれは伝授しているとコメントしていました。冷静に分析し、淡々と実行する。仕事であれば、これほど優秀な人材はいませんね。RIZIN18の前のインタビューでも「堀口恭司の弱点も見えている」と言っていました。信頼できる分析家がいることは、格闘家にとって非常にありがたいことでしょう。

 

【勝敗予想】堀口恭司と朝倉海はどちら強いのか

f:id:minimarisuto333:20191015005005j:plain

前置きがかなり長くなりましたが、2019年の大みそかに開催される堀口恭司vs朝倉海のタイトルマッチの勝敗予想について、個人的な見解を書いていきます。あくまでも私個人の意見なので、参考程度に読んでもらえるとうれしいです。

3RKOで堀口恭司が勝つ

いきなり結論から言います。3Rに堀口恭司が朝倉海をKOして勝利するでしょう。この意見には3つの理由があるので、それを下記にまとめます。興味のある方はぜひ読んでみてください。

理由1.堀口恭司が完全に対策をしてくる

理由の1つ目は、堀口恭司が朝倉海に対して完全に対策をしてくるだろうということです。前回の試合は、お互いに初めての対戦であったため、映像でしか対戦相手の情報を得られませんでした。そうなると、対戦経験が豊富な堀口恭司のほうが抜き取られてしまう情報の量は多くなります。朝倉海は対戦数が少なく、しかも急成長していたので過去の情報があまり当てになりません。

しかし今回は、一度手を合わせています。対戦することによって得られる情報の量は、映像よりもはるかに多いでしょう。堀口恭司は自身のYouTubeで「ダメだったらそこを直していく。とてもシンプル」といったような内容の話をしていました。RIZIN18での敗北によって見つかった自身の欠点を鍛え上げ、朝倉海への対策を入念に準備してくるのは間違いないでしょう。

そうなると、試合の主導権は堀口恭司が握るのではないかと思います。前回はKOしようという焦りが伺えましたが、今回はおそらく朝倉海のハンドスピードを避けるために「冷静に自分の距離を保つ」ことを徹底するのではないでしょうか。KOのイメージが強い堀口恭司ですが、好戦的なファイトスタイルではないので、「KOにこだわって殴り合う必要はない」と判断すれば、それを徹底すると予想しています。UFC・RIZIN・ベラトールと、さまざまな世界的団体で猛者たちと戦い抜いてきた堀口恭司。前回の敗北を糧に、パワーアップして戻ってくるはずです。

理由2.朝倉海のスタミナ問題

2つ目の理由は、朝倉海のスタミナ問題です。朝倉海が唯一敗北を喫したムン・ジェフン戦なのですが、KOされてしまったのは3R目でした。映像を見る限り、朝倉海には疲れの色が見えており、その隙をついてムン・ジェフンがパンチをヒットさせた感じです。2年以上前のことなので今は違う可能性もありますが、過去にそういう試合があったことは事実なので、事実だけで見るならスタミナ面が弱点なのは考え得るのではないでしょうか。それか、スタミナがないのではなく、長期戦が苦手という捉え方もできます。

ひとつの場面を全力で戦い抜く印象があるので、要所で力を抜ける堀口恭司とは試合の後半で差がつくのではないか予想しています。3R前半、試合の前半でスタミナを使ってしまった影響で腕が下がり、堀口恭司の飛び込みに反応ができなくなる。そして、ムン・ジェフン戦と同じように一瞬の隙を突かれダウン、パウンドでKOというのが私の予想です。

理由3.地力の部分

最後の理由は、純粋な地力の差です。堀口恭司と朝倉海の間には、まだ実力の差があるように思えます。勢いにのる朝倉海ですが、まだまだ伸びしろのほうが長い若手ファイターです。堀口恭司は、年齢的にもキャリア的にも最盛期に近く、経験値の豊富さは誰もが認めるところでしょう。その経験値の差を、勢いだけで埋めることは難しいのではないかというのが私の意見です。

朝倉海は、噛み合えば最強かもしれません。純粋な戦闘能力だけで見ると、堀口恭司より優れている気がします。しかし、格闘技は戦術が非常に重要なスポーツです。戦い方や事前準備、気持ちの整え方がとても大切で、そういった面で経験豊富な堀口恭司が有利なのではないかと考えています。

とはいっても朝倉海の強さは本物

ここまで、堀口恭司が勝利するという意見のもと理由を説明してきましたが、朝倉海が勝利する可能性も十分に高いと思います。「勝敗予想をするのであれば、こういった理由から堀口恭司が勝つ」というだけで、朝倉海が勝てないとは思っていません。RIZIN19を見るまで、RIZIN18での堀口恭司1RKOはラッキーパンチの可能性も捨てきれないではないかと思っていました。しかし、RIZIN19で佐々木憂流迦の顎を粉砕した左と右のきれいなワンツーを見て、あれはラッキーパンチなどではなく、実力だったと確信しました。UFCで活躍していた佐々木憂流迦を、あれだけ完璧に突き放せるのはすごいことです。朝倉海は、もうすでにバンタム級世界戦線に割って入ってきているのだと思います。数年後あるいは数か月後、ベラトールやUFCで活躍する姿も想像に難くありません。

 

堀口恭司vs朝倉海|勝敗予想まとめ

f:id:minimarisuto333:20191015005026j:plain

2019年大みそかのタイトルマッチ、RIZIN18と同じく早々に堀口恭司をKOする可能性もゼロではないでしょう。佐々木憂流迦戦を見て、「堀口、大丈夫か……」と堀口恭司を心配している方も多いと思います。実際、私もそうでした。あまりの圧勝とその手際の良さに、堀口恭司でもこれは危ないぞと思わされたものです。

朝倉海が勝利すれば、RIZINバンタム級王者のベルトは彼の手に渡ることになります。ベラトールのベルトも、「本来は朝倉海が持つべきもの」と考えられてしまうでしょう。つまり、世界王者のベルトが2つ、この試合の賭けに出されているといえます。堀口恭司にとって、この試合ほど重要な試合はありません(本人は楽天家で純粋な方なので、こういったステイタス面は気にされていないと思いますが)。

もちろん、朝倉海は死に物狂いで獲りに来るでしょう。あるいは、もうすでにイケると確信しているかもしれません。どちらにせよ、朝倉海は意識の上でも実力の上でも、バンタム級世界王者を射程圏内に捉えています。そして、周囲もそれを認めています。対戦相手である堀口恭司でさえ、それは認めるところでしょう。

私は堀口恭司のファンなので、予想をするとどうしても偏ってしまうのですが、一応の論理を立てて勝敗予想をしてみました。正直、どっちが勝つのかなんてことは分からないし、どっちが勝っても楽しませてもらえることには間違いないので、勝敗予想なんて無駄なのかもしれません。ただ、強い男を2人並べて「さあ、どっちが強いんだ?」をやるのは、人類の楽しみだと思って記事を書きました。2人の存在に感謝しつつ、大みそかは試合を観戦したいと思います。

2人ともYouTubeをやっているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。2人の人柄がよくわかるので、見ていると面白いですよ。

▼堀口恭司のYouTube

堀口恭司/Kyoji Horiguchi - YouTube

▼朝倉海のYouTube

KAI Channel / 朝倉海 - YouTube