【超実力派】ZORNのおすすめ曲8選を紹介!日本語ラップの極致へ

昭和レコード第三の男、ZORN

The Downtown

般若やSHINGO☆西成と同じ『昭和レコード』に所属しているラッパー、ZORN。日本語ラップが好きな人なら知らない人はいないだろう。

バトルヘッズたちの間でもZORNの人気は凄まじく、YouTubeで公開されている楽曲も200万回ほど再生されている。中には、500万回再生に迫る楽曲もあるほどの人気ぶりだ。

この記事では、日本語ラップシーンの先端を走り続ける男『ZORN』のおすすめ曲を8選で紹介する。ZONE THE DARKNESS時代の楽曲もまとめた。

ZORNについてまだよく知らない人は、ぜひこの記事を参考に曲をディグってみてほしい。

ZONE THE DARKNESSの時代

ZORNは以前、「ZONE THE DARKNESS」というMCネームで、MCバトルにも参加していた。罵倒を主戦場としていたそうで、3連覇した経験もあるほどの実力者だったらしい。楽曲制作も精力的に行っていた。

また、UMB3連覇で知られるCreepyNutsのR-指定も、ZORNのすごさを認めている。当時高校生だったR-指定は、「同年代で自分より強いMCなんていない」と思っていたそうだ。そんなとき、ZONE THE DARKNESSの名義で東京のシーンを席巻していたZORNの存在を知り、はじめて敗北感を味わったというのである。あのR-指定からも認められるほどのバトルMCだったようだ。

ZORNという名前に変わってからは、繊細な日本語で曲を表現することのほうが印象に残るが、ZONE THE DARKNESS時代は、荒削りな感じの曲が多い。年齢も20代前半と若かったからなのかもしれない。

ZORNのラップは日常の上に成り立つ

ZORNは、ラッパーとしての一面だけでなく、父親と職人という一面も持っている。ラップだけでも生活できそうな気はするが、ZORN曰く、自分のラップにとって仕事も大切なものらしい。

もちろん、父親としての役割もラップの表現に一役買っている。父親としての自分の生活をリリックで表現することが多く、「パンパース」や「ビオレパパ」など、ラッパーらしからぬ意外なライムを落とす。

ヒップホップとはかけ離れた言葉をめちゃめちゃ格好良くライミングするので、みんなそのギャップにやられているのだろう。

ZORNの髪形も注目

ZORNはファッションアイコンとしても認知されている。オーリーなどのストリート系雑誌ではよくインタビューを受けていて、その度に格好良いファッションを披露。

YouTubeに上げられているPVでも、おしゃれな洋服を着ている。髪型も、坂本龍一のようなクラシカルな感じだ。ZORN以外であの髪形をやっている人はあまりいない。

 

ZORNのおすすめ曲8選

それでは、ZORNのおすすめ曲を8つ紹介する。

1.My Life / ZORN

この曲は、ZORNの代表曲ともいえるだろう。ZORNの何気ない日常を等身大のリリックで表現していて、仕事や家庭の話がよく出てくる。YouTubeでの再生回数が400万回を超えるほどの人気曲だ、曲中のリリックはMCバトルでも頻繁にサンプリングされている。

2.かんおけ / ZORN

「かんおけ」は、ZORNの死生観が詰まった一曲だ。認知症の祖母をテーマにした内容。この曲のすごいところは、ライミングのテクニックにある。意味を通しながら、的確に韻を踏みまくる。今回紹介する曲の中でも、一番、ライミングがやばい曲だ。

3.WALK THIS WAY / ZORN Feat.AKLO

「WALK THIS WAY」は最近の曲だ。AKLOがfeatした楽曲で、曲中をチルな雰囲気が漂う。ここ最近、AKLOとのfeat楽曲は頻繁に発表されていて、AKLOとZORNによる『AtoZ』という全国規模のライブツアーも催されている。個人的に、AKLOとのfeat曲の中で一番好きだ。

4.Letter / ZORN

ZORNが父親として、いつか大人になる娘たちへ歌った曲。非常に名曲である。ZORNは実の父親ではないそうだ。曲中でもそう歌われている。実の父親ではないことの葛藤とZORNなりの答えが、この曲には詰まっていると思う。「金づるでいい、買い物誘え」のラインが好きだ。

5.柴又の夕焼け / ZORN

とてもチルな曲で、ゆったりとした空気感が曲中を流れる。肩の力を抜いてリラックスしたいときに聴きたい。散歩するときのお供にピッタリだ。世の中、金だけじゃないということがよく分かる曲。

6.奮エテ眠レ / ZONE THE DARKNESS 

ZORNを知るきっかけになった曲。鋭いリリックが印象的で、ポエトリーリーディングのようにバースを蹴っているのもそれを際立たせている。報われるかどうか分からない努力を重ねる心情の不安定さ、それでもこれに縋るしかない自分の無力さ、この曲は一見後ろ向きのようにも感じるが、そうではない。曲名の通り、夢のために奮えて眠るための曲だ。

7.雨、花、絵描き。 / ZONE THE DARKNESS 

 
ZORNの作品の中でも、隠れた名曲といわれる曲。ストーリー性があって、聴いているとリリックの情景が思い浮かぶ。ZORNの繊細さが詰まっているのでエモい気持ちになりたいときにおすすめ。おそらく軽い鬱になるだろう。ちなみに、amazarashiの「無題」という曲に似ている。

8.Dark Side / ZONE THE DARKNESS

 
かなり荒々しい曲。前半のライミングは圧巻で、これでもかというくらい韻を踏み続ける。今のZORNは割ときれいに韻を踏むのだけど、それに比べて「Dark Side」は荒削りだ。勢いと切れ味に圧倒されるだろう。

 

ZORNを聴いとけば間違いない

ZORNを知らない人は少ないと思うけど、これから出会う人もきっといるだろう。私がZORNと出会ったのが遅かったように。今からでも遅くないので、ぜひ聴いてみてほしい。今でもZORNは精力的に楽曲制作をしているので、新曲も沢山聴ける。昔の楽曲に比べてやさしい曲が多く、普段日本語ラップを聴かないような人でもきっと聴きやすいだろう。

ZORNの最新アルバム「LOVE」は要チェック

LOVE

LOVE

ZORNの最新アルバム、「LOVE」はヘッズなら必ずチェックしておいて欲しい必聴アルバムだ。奥さんへの本音と感謝を綴った「My Love」、恋愛心に振り回される男の曲「Muse」、自分自身を愛せと鼓舞してくれる「Love yourself」。間違いない曲ばかりである。かつしかシンフォニーヒルズで行われたライブに行き、生で聴いてきたのだけど、ライブならではの熱量とZORNにしか書けない詩の力に鳥肌が立った。ZORNに興味のある人は、ぜひ「LOVE」を聴いてみて欲しい。

▼ZORNの過去のアルバム
The Downtown

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生活日和

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  • アーティスト: ZORN,Estra,dubby bunny,DJ OKAWARI,A-KAY,Yakkle,OMSB,EVISBEATS
  • 出版社/メーカー: 昭和レコード
  • 発売日: 2016/10/26
  • メディア: CD
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